深く眠る前にあなたの声を忘れないように
ブログを始めたばかりの頃に東京について僕のイメージと憧れを書いたから今日は京都について書こうと思います。
まあ本当は僕の好きな女の子がいま京都にいて、それがきっかけで京都のことをいろいろ考えていたら文章ができてしまったってだけなんだけど。
僕はとにかく京都が好きで、大学に入学してからだけでも10回は訪れている。
とはいってもあんまり観光らしいことはしてなくてお寺を見て回ったのは2回くらいしかない。
僕が京都を好きな理由は歴史的、文化的な側面ではなくて、逆に若者の街というイメージが強いからだ。
京都が若者の街というイメージは一般的ではないかもしれない。
しかし僕は京都は大学生の街だと思ってる。
京都大学、同志社大学、立命館大学があって他県から多くの大学生が集まる。
そのために大学生の数はとても多いんじゃないかと僕は勝手に考えている。
東京ももちろん全国から学生が集まるが、ビジネスで集まる人も多くいるので人口割合で言えば大学生の比率は高くないだろう。
人間が一生の中で一番多くの個性に出会うのは大学生活中だと思っている。
中学校、高校では同じような地域に住んでいて、同じ制服を着て、同じ勉強をしている人達と毎日顔を合わせる。
そして社会人になれば似たようなスーツを着て、同じ仕事をして、そのため同じような時間の使い方をして、生活のためにお金の使い方も似てきて、そんな人達と毎日顔をあわせる。
あまり個性に出会う機会はないと思う。
しかし大学は出身も違う、勉強の専門も違う、それぞれが好きな服をきて、バイト代の使い道も様々、といったようにたくさんの個性が一挙に集う稀な環境だと思う。
そのためか大学生の多い京都は非常に個性的なスポットが多い。
他の地域には絶対にないものがたくさんある。
僕はその点が京都の魅力だと考えている。
学生の街だから京都が好きっていうのはそういうこと。
僕が京都で初めて訪れたバーは、ユーミンの曲が永遠に流れ続けてて、曲名にちなんだカクテルが置いてある変わったバーだったし、
先日行った喫茶店はジョンレノンが訪れたことで有名だったし、
猫で出汁を取っていると噂されている屋台のラーメンはとても美味しかった。
京都は本当に飽きない。
京都に住む人に京都案内を頼むとたいていはお寺めぐりになると思うけど、お寺抜きの京都案内を頼むとその人独自の観光ルートを案内されて楽しい。
もし大学生活をやり直せるなら京都で大学生活をおくりたい。
授業のない日に一日中街をうろうろして、喫茶店のコーヒーを飲み比べたり、どの古本屋が自分好みの品揃えなのかをチェックしたりして自分だけの観光ルートを見つけることに大学生活4年間を捧げたいと思う。
あ、くるりのボーカルが行きつけだったと言われている小さなラーメン屋さんはとても美味しいからオススメです。
船岡温泉の近くにあります。
以上、僕が京都を好きな理由でした。