オレたち花のDS組②

 

かなり間が空いてしまったけれどバイトの休憩で暇なので続きを書きます。

 

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『ザ ・アーブス・シムズ・イン・ザ・シティ』というゲームです。

いつも通りアマゾンから製品紹介をコピー。

キャラクターを操作して、様々なミッションをクリアしていくアドベンチャーゲームです。
冒険の舞台は、大都会ミニオポリス。プレイヤーは、ひょんなことから裏社会の黒幕の計画を知ってしまい、職を失うことに。生活の立て直しを図るため、仕事でレベルアップしたり、街の住人達の依頼をこなすなどの努力を積み重ね、街での評判を高めていき、最終的に街一番の有名人になることが目標です。

 

これだけ読んだだけですごく面白そうだなって思う。

久しぶりにこのゲームをすこしだけプレーしてみたけど、相変わらずぶっ飛んでる。

開始30分ぐらいで主人公が捕まって牢屋にぶち込まれる。

牢屋越しに看守と会話しまくって、ご機嫌をとって釈放してもらうところから始めなきゃいけない。

こんなゲーム他にないでしょ。

ミニオポリスっていう街が舞台なんだけど、街にはたくさんの人がいて、彼らと会話して仲良くなるとミッションを依頼される。

ミッションの内容も変わっていて、女の子とデートをして楽しませるとか、〜に嫌がらせをしろとか、バイクのレースで優勝するとかギスギスしてないのが多い。

 

このゲームの面白いところが住民がみんな何らかのグループに所属しているところ。

たとえばオタク系、ストリート系、アート系とか。

アート系の人は美術館とかコーヒーの話はウケるんだけど、スポーツの話とかすると嫌がられる。

だから会話するときは相手がどんなグループなのか考えて会話をしなきゃいけない。

筋トレしまくってムキムキになってからじゃないと、ストリート系の人はミッションを依頼してくれないとかある。

主人公もグループ分けされるんだけど、ゲーム開始時の簡単なアンケートで何系なのかが決まる。

僕はもちろんオタク系でした。

 

もう1つの特徴として面白いのが、睡眠や食事、トイレなどたくさんパラメータがあること。

睡眠のパラメータがなくなるとぶっ倒れるし、トイレのパラメータがなくなるとその辺で漏らす、そうなると衛生のパラメータがなくなってシャワーを浴びないと誰とも会話できなくなる。

どれかおろそかにするとミッションが進まないし、バイトもできない。

生理的なパラメータだけではなくて、最低限人と会話をしなかったり、筋トレや研究ばかりして娯楽をおろそかにするとやる気がなくなったり塞ぎ込んだりする。

それが結構リアルで昔はこのパラメータがめんどくさかったんだけど、今なら睡眠と同じくらい会話も大事だよなあって思わされる。

生理的なパラメータを満たすために家を持てるんだけど、お金持ちになればいい物件に引越せるしいい家具も買えるっていうお金の大事さまで教えてくれる。

僕はお金がなくてボロい家にボロい家具を置いて生活してたんだけど、防犯設備にお金をかけなかったせいで泥棒に入られてシャワーを盗まれた。

シャワーを盗むってすごい根性だな。

新しくシャワーを買うお金がなかったらひたすら蛇口で手を洗って衛生のパラメータを保っていた。

とうぜん手を洗うだけじゃ少ししかパラメータが回復しないから1日に何時間も洗ってたなあ。

 

このゲームはアメリカのエレクトロニクアーツ社が作ったんだけど、アメリカンなユーモアが豊富でそこも楽しい。

スケボーで街を駆け回ったり、ストリートバスケでお金を稼いだり、果物を積んできてスムージを作ったり。

 

実生活において必要不可欠なことをリアルに描くことで、社会の厳しさを教えてくれる素敵なゲームです。

ゲームが進んで行くと「走っては行けない」っいう法律が制定されて本当に走ったら牢屋にぶち込まれるのも好き。

おそらく悪法も法であるという哲学を教えてくれているんだと思います。

まぁエレクトロニカアーツはノリだけでゲームを作っている気がするから、絶対意図してないけど。

 

今のミッションは美術館の展示物を買うことと、館長をやってくれる人を探すこと。

とりあえず家でしっかり寝て、トイレとシャワーを済ませてからミッションに取り掛かろうかな。