『彼女がその名を知らない鳥たち』

 

3日前に見てきた。

感想書きます。

今日は他にも書きたいことあるからサラッとだけ。

僕は最近ちょっとだけ演劇に興味を持ち始めていて、といってもまだ2回しか劇場に行ったことないけど。

僕が見に行った演劇の役者さんたちがツイッターでこの映画を絶賛していたので興味を持って見に行った。

 

蒼井優阿部サダヲがダブル主演で「あなたはこれを愛と呼べるか⁉︎」「登場人物全員クズ‼︎」みたいなキャッチコピーで宣伝されていたから面白そうだなーって思った。

僕は結構クズ映画みたいなのが好き。

邦画だと『苦役列車』とか、洋画だと『トレインスポッティング』とか。

クズな方が愛着わくことってあるよね。

 

日曜日ってこともあって劇場はまあまあ埋まっていた。

ほとんど女性だったかな。

この映画は不倫的な要素も結構あるから、やっぱりそういうのは女性にウケるのかなって思った。

映画の出来は結構良かったと思う。

エンディングではあちこちから鼻をすする音が聞こえて、たくさんの人が泣いていた。

蒼井優阿部サダヲはさすがベテランって感じだった。

たぶんこの映画を好きじゃないって言う人は30人に1人くらいなんじゃないかな。

 

まあ、その一人が僕です。

僕は自己犠牲の愛が美しいみたいなの嫌い。

だって結局誰も幸せになれないと思う。

犠牲になる自分は当然幸せになれないし、相手もその罪悪感で幸せになれない。

それに自分を犠牲にできる権利は人間誰しも持っていて、つまり何か犠牲にしなきゃいけない時に自分を選ぶのって一番頭使ってなくて、なんだかユーモアないなあって思うんです。

僕の大嫌いな映画『ダンサーインザダーク』を思い出す。

だからストリー的には全然好きになれなかった。

たしかに登場人物全員クズだったけど愛着わかないタイプのクズだった。

やっぱり僕はキャメロンディアスが出てくるようなおバカでちょっとえっちなコメディーが一番好き。

 

でも蒼井優はやっぱり凄い。

蒼井優の顔面はニュートラルだなーって思う。

顔面ニュートラルって悪口っぽいけどそうじゃなくて、どんな表情でもよく似合うって意味。

怒ってる時の表情も笑っている時の表情もすごく良いなって思う。

 

僕は普段あんまり映画館で映画見ないんだけどやっぱりスクリーンでかいとテンション上がりますね。

家でDVD見てると、これ映画館で見たかったなってのが結構あって、でも1500円は僕にとってはなかなか大金だから難しいところだなぁ。

とりあえず『南瓜とマヨネーズ』は絶対に見に行こう。

僕の大好きな漫画が原作だし、僕の大好きなオダギリジョーがでてるし。

そんな感じでそろそろ終わります。

あんまり好きになれなかった映画ほどたくさん感想出てくる時あるよね。

 

あと竹野内豊って永遠にチャラいなって思いました。