おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。

 

大丈夫、大丈夫、ごはんを食べれば元気になるよ

                                             村上春樹「図書館奇譚」

 

今日思ったんですが、なんとなく辛いなって感じる時って原因不明なことも多いと思うんですけど、冷静に考えてみると意外とちゃんと理由が見つかったりするものですね。

僕は毎週木曜日は朝からなんか辛いなって感じながら過ごすんですけど、なんで辛いか今日気づきました。

単純に寝不足と空腹と研究室いやってだけだと思います。

木曜日は3.4限が研究室の時間なので先生に卒論の進捗報告をするんですが僕は毎週サボりまくっているので当然報告することがなくていつも後ろめたい気持ちで研究室に向かっていました。

以前はそれだけが辛さの原因だと思っていたんですが、今週はめずらしく卒論を進めて先生に報告する内容も用意したのに朝からずっと辛かったです。

どうやら研究室だけが辛さの原因ではないなと考えて、自分と向き合って見ました。

 

まず眠い。

次に空腹。

 

木曜日は1限から授業に出ています。

僕は基本的に夜中の3時くらいに寝るので当然寝不足です。

そして大学2.3年生のいつも金欠で節約のため昼ごはんを食べなかった時のなごりで僕は基本的に大学では昼ごはんを食べません。

朝ごはんもろくに食べないので1限が終わる頃には空腹です。

 

今まで自分が寝不足だったり空腹だったことは当然自覚がありました。

でも、このなんとなくの辛さとは関係ないような気がしていました。

なんとなく辛いな、それはそうと寝不足だ。

といった具合に。

 

なんとなく辛い時って自分の体がなんとなく辛いオーラに包まれてしまって、そのオーラ越しに世間を見るから普段のように正しく周りを見れていないような気がします。

だから僕は辛い理由が寝不足と空腹にあるってことに気づかなかったんだと思います。

 

自分の辛さと向き合ってその理由をさぐる。

これって一種のカウンセリングのようなものではないでしょうか。

確かに僕は空腹と寝不足に気付いた時に、来週はよく寝てご飯を食べれば頑張れそうだ、という気持ちになりました。

 

そういえばご飯、睡眠とくれば人間の三大欲求のうちの2つですね。

そしてさらに僕は工学部なので1限から4限まで男にしか会いません。

つまり三大欲求の全てが満たされていないかったのですね。

今この文章を書いてて気づきました。

生きて行く上で必要不可欠な3つをおろそかにしていたわけです。

気付いてよかったです。

危うく死ぬところでした。

 

来週の木曜日は前日にちゃんと寝て、お昼ご飯をしっかり食べて、昼休みにサークルの女の子と少しお話しして3.4限の研究室に臨もうと思います。

不思議なもので効果を試したくて早く来週の木曜日が来ないかと思っている自分がいます。

アホですね。

 

 

鑑定した君の憂鬱はただの細胞の羅列で

凡人とは違う何かが一個紛れこんでいました
確定した公共料金はただの生活の記録で

凡人とは違う暮らしに憧れていました

あのオレンジの光の先へ その先へ行く

きっと2人なら全部上手くいくってさ

                                        クリープハイプ〜オレンジ〜