ブログはじめます

 

最近1人の時間がすごく増えてきている。

僕の大好きな作家の1人である中島らもが『牢屋で痩せるダイエット』というエッセイで言っていたけど、彼曰く教養とは1人で時間を潰せる能力のことらしい。

 

そろそろ僕は暇だから暇してる奴らを集めて酒を飲むといういかにも大学生的な行為から脱却しようと思っている。

大学生になって4年目で酒自体に飽きてきたってのもあるけど、なにより教養のある人間でいたいと思った。

僕は本と映画と音楽が好きで1人の時はもっぱらそのどれかで遊んでるいるわけだけど、それって厳密な意味で1人で時間を潰しているわけでわない。

ただ暇を潰しているだけだ。

中島らもは独房の中で詩を書いたり自分の肉体と向き合ってみたり宗教のメカニズムについて考えてみたり本当の意味で1人で時間をつぶしていた。

 

僕は別に入獄する予定なんてないんだけどさ。

生まれて22年経って今までたくさんの場所、たくさんの作品、たくさんの人に出会った。

それだけの材料があればなんとかなる気がする。

別に中島らもの真似をしなきゃいけない理由もないし、今の自分を否定する必要なんてないんだけど、ただ僕がそうしたいと思った。

 

まあ、ここまではブログを始める理由を適当に今考えて書いてるだけなんだけでぜんぶ嘘なんだけど。

本当のことを言うと友達のブログに感化されて自分もやってみたくなっちゃったてだけなんだ。

 

そんな軽い気持ちで始める僕だけど一応こんなものを書きたいっていうイメージがあって、

22歳になってから社会に出るまでの自分がいったい何を考えて過ごしているのかを書きたい。

 

青春といえばやっぱり高校生のイメージが強いと思う。

でも僕はオレンジデイズだったりハチミツとクローバーだったり今ぼくが立たされているこの期間も紛れも無い青春だって言い張りたい。

社会人になってからは青春なんて言葉絶対に使わないから、この1年だけは思いっきり使わせてほしい。

高校生の楽しかった思い出は永遠に胸の中に残り続けると思う。

でもこの1年間ってそんなときめくこともないだろうし、10代の頃のようなセンチメンタルに襲われることももうないだろうし、なんだか過ぎ去っていく月日を見守るような1年になってしまいそうなんだ。

 

だから僕は文章にしたいと思った。

僕の青春のエンドロールは最高だったよって印を残したい。

 

僕はわりかし承認欲求の強いタイプだからこんな誰も読まないブログでも格好つけていく。

最近知った単語をアピール的に意味なくバンバン使っていくと思う。

昨日の夜書いたラブレターを今日の朝読み返すような気持ちになりたいのだ。

 

ではブログはじめます。